2010年12月29日水曜日

名古屋高裁:門口長官が退任会見 「司法は信頼が基盤」 /愛知

定年になると、こんな会見開くんですね。
裁判員裁判…なんかメリットあんのかな~って疑問だったんですが、
身近に法律を感じることができれば、
日本を作っているっていう意識芽生えるんですかねぇ。
後はなんか時間の短縮とかなんだろうけど。。
とにかく、お疲れ様でした!!



名古屋高裁:門口長官が退任会見 「司法は信頼が基盤」 /愛知
(12月29日 毎日新聞)

 定年退官(31日付)する名古屋高裁の門口正人長官(64)が28日会見し、長官として司法制度の転換期を経験し、「裁判員裁判により、事実認定の難しさ、被告人の裏切り、守秘義務など古来からの裁判一般についての難しさが浮き彫りになった」と振り返った。

 門口長官は、こうしたことを克服するために「小さいころから法の意識をはぐくむことが大事。裁判所が身近で分かりやすく頼りがいのある裁判を目指せば、裁判員の唐突感が和らぐ」と指摘した。

 また、大阪地検特捜部の郵便不正事件に絡む証拠改ざん・隠蔽(いんぺい)事件について「司法は信頼が基盤。日々の仕事に誠実と謙虚さで対処するのが唯一の答えではないか」と話した。【高木香奈】

2010年12月28日火曜日

「事故で寝たきり」とウソ、賠償請求 東京の弁護士懲戒

「賠償金が数倍に…」
確かに、保険会社がわざと安く見積もっている分も
たくさんあるので
数倍にっていうのは嘘ではないけど…
こんな嘘をついてだまし取るなんて、
弁護士さんのすることではないような気がしますね。
この男性は自分が寝たきり扱いにされていることを知っていたのでしょうか?
まぁ…知っていたらむやみに母親と歩いて買い物になんて行かないかな??
とにかく、呆れてしまいました。。




「事故で寝たきり」とウソ、賠償請求 東京の弁護士懲戒
(12月27日 朝日新聞)


第一東京弁護士会は27日、依頼人の交通事故の後遺症を誇張したとして、加茂隆康弁護士(61)を業務停止4カ月の懲戒処分とし、発表した。

同弁護士会によると、加茂弁護士は2001年12月、交通事故の後遺症があるという都内(当時)の男性から損害賠償請求の依頼を受けた。東京地裁に提訴す る際、男性の介護は必要ないと知りながら「ほとんど寝たきり状態」と主張し、本来請求できない「将来の介護費(6400万円)」を盛り込んだという。

訴訟では後遺症の程度が争点となり、加茂弁護士は、実際は同居していない男性の母親が介護に専念しているよう装う書面などを提出。ところが、被告の保険会社側から、男性と母親が歩いて買い物している様子を撮影したビデオが証拠として提出され、うそが発覚した。

加茂弁護士は交通事故の損害賠償請求に関する著書が多く、ホームページには「弁護士がつけば、賠償金額が数倍になることもまれではありません」と記している。最近では裁判員裁判と死刑をテーマにした小説も執筆した。

2010年12月27日月曜日

新任判事補、3分の1女性 最高裁が採用決定

判事補って何??って思ったら…裁判官の官名の一種だそうです。
3分の1女性って…めずらしいのかなぁ??
不採用・採用の基準ってどういうの何だろう??
…というか、何か試験的なものを受けるのでしょうか??
やっぱり、東大が1番多いんですね。
地方からこういう子たちがたくさん出れば、
地方格差も少なくなるんじゃないかなぁ??




新任判事補、3分の1女性 最高裁が採用決定
(12月27日 日本経済新聞)


 最高裁は24日、司法修習を15日に終えた1949人のうち、98人を判事補として採用することを決めた。うち女性は31人でほぼ3分の1を占めた。閣 議を経て来年1月16日付で発令される。不採用となったのは2人。採用内定者の平均年齢は27.23歳で、出身法科大学院別では東大が24人で最多だっ た。

2010年12月22日水曜日

横浜 公園で生活支援相談会

仕事をしたいっていう気持ちがあるのに
年齢制限とかで引っかかって働き口がないなんて残酷ですよね。
好きで公園で生活しているわけではないのに、偏見の目で見られるし…。
横浜だけではなく、全国でこういう相談会取り組んでほしいですね!




横浜 公園で生活支援相談会
(12月19日 NHK)

仕事を失ったり路上での生活を強いられたりしている人たちを支援する相談会が、横浜市の公園で開かれました。
この相談会は弁護士や司法書士などでつくるグループが、横浜市中区の大通り公園にテントを設けて開 きました。仕事が見つからない人だけでなく、路上での生活を強いられているという人たちを支援しようと、会場には雇用や生活保護などに詳しい弁護士だけで なく、医師も出て相談に応じました。

2010年12月20日月曜日

なくせ多重債務:ヤミ金業者180件、対策協が告発 摘発逃れの悪質手口も /熊本

熊本県だけで、180件もヤミ金業者いるのかな!?
地元も電柱にビラがすごいです。車を担保に、とか
カードのキャッシングがどうの、とか。
ほとんど価値のない物品を持ってこさせて高値で「購入」するというやり方で、実質的に金を貸すという業者の存在が顕在化してきているとい う。
↑逃げるために色んな方法を使うんですね。。
これ以上被害者が増えないように、どんどん摘発して欲しいんだけどな。




なくせ多重債務:ヤミ金業者180件、対策協が告発 摘発逃れの悪質手口も /熊本
(12月20日 毎日新聞)


弁護士や司法書士らでつくる熊本多重債務対策協議会はこのほど、ヤミ金融業者180件を出資法違反などの疑いで県警に告発した。電柱などに張られたビラはがしも実施した。

 年収の3分の1以上の借り入れを禁止する改正貸金業法が完全施行されて半年がたった。協議会によると、法施行前には消費者金融から借金をできなくなった人たちがヤミ金に流れることを懸念する声があったが、現時点では目立った相談はきていないという。

 一方で、ほとんど価値のない物品を持ってこさせて高値で「購入」するというやり方で、実質的に金を貸すという業者の存在が顕在化してきているとい う。「貸金ではない」として摘発を逃れる狙いがあるとみられ、通帳から自動引き落としにするなど徴収手口は悪質で告発の対象にした。事務局長の青山定聖弁 護士は「県警にはぜひ摘発をお願いしたい」と話した。【遠山和宏】

2010年12月15日水曜日

主犯少年の実名、弁護士が読み上げる 石巻3人殺傷公判

これ、「ミスでした、すいません」程度でいいのか!
もっと大ごとになっちゃうんだと思ってました。
でも…3回も読みあげちゃうなんて一瞬わざと?と思ってしまいました。
この人にとっての人権ってそんなもんなのかな~って感じだけど、
まぁいつまで18歳19歳を少年扱いしてるんだって気分にもなるし。。
前にレイプ被害者の女の子の名前が読み上げられた時は可哀想だったな。。




主犯少年の実名、弁護士が読み上げる 石巻3人殺傷公判
(12月14日 朝日新聞)


宮城県石巻市で今年2月に男女3人が殺傷された事件で、殺人幇助(ほうじょ)などの罪に問われた同県東松島市の無職少年(18)に対する裁判員裁判が14日、仙台地裁であり、弁護人が事件の主犯少年(19)の実名を3回読み上げた。

 証拠調べで弁護側が関係者の供述調書を読み上げる際、主犯少年を「共犯者」と言うはずだったが誤ったという。11月に開かれた主犯少年の裁判員裁判では少年を匿名にしていた。弁護人は閉廷後、「私のミスです」と述べた。

 主犯の少年は先月25日、仙台地裁で死刑判決を受け、控訴している。

2010年12月13日月曜日

債務整理CMで集客、司法書士事務所は非弁活動の疑い 書類送検

アヴァンス…名前聞いたことあんなぁ。
無資格はやばいでしょ~。。
顧客のことを馬鹿にしてなきゃ出来ない行為だと思いますね。
でもこれ、何でばれたんだろう??
内部告発??詰めが甘かったのかなぁ~。
中途半端に賢い人がやりそうなことですね。



債務整理CMで集客、司法書士事務所は非弁活動の疑い 書類送検
(12月9日 産経新聞) 

 多重債務者の過払い金返還で知られる司法書士事務所「アヴァンス法務事務所」(大阪市中央区)で、無資格の事務員が法務事務をしたとして、大阪府警が弁護士法違反(非弁活動)容疑で同事務所の運営法人などを書類送検したことが8日、分かった。大阪弁護士会は今春、同罪で同事務所の運営法人などを府警に刑事告発していた。

 捜査関係者や大阪弁護士会などによると、同事務所では、資格がない事務員が、事務所所属の司法書士の名義を使って多重債務者の女性の任意整理手続きを代行し、報酬を受け取った疑いがあるという。

 大阪司法書士会などによると、同事務所は平成19年6月の設立。テレビCMなどで顧客を集めて多数の事件を受任していた。

2010年12月9日木曜日

無免許で飲酒運転の容疑、京都の自称司法書士の男逮捕

自称司法書士。まだ確認とれてないのかな??
もしこれが本当に司法書士だったら、最悪ですね。
無免許飲酒で過去には物損事故。
安全運転、何のために免許があるのか
どうして飲酒してはいけないのか何1つ分かってない。。
50歳にもなって分からないんじゃ、
改善の余地もないんじゃないかね。



無免許で飲酒運転の容疑、京都の自称司法書士の男逮捕
(12月9日 わかやま新報)


和歌山東署は8日、京都市伏見区、自称司法書士、塚本博充容疑者(50)を道路交通法違反(無免許・酒気帯び運転)の容疑で現行犯逮捕した。

同署によると、塚本容疑者は午前5時25分ごろ、和歌山市田屋の路上で、無免許で、酒を飲んで軽乗用車を運転した疑い。

同署署員が巡回中、左右にふらついて走る車を発見し、職務質問したところ、容疑が判明した。塚本容疑者は和歌山市に釣りに来て、車内で缶ビールを飲み帰る途中だったという。ことし3月に、高速道路で飲酒運転で物損事故を起こし、免許を失効していた。

塚本容疑者は容疑を認めている。

2010年12月7日火曜日

「司法試験」合格率大幅アップ!食っていけない弁護士たち

まぁでも、誰だって必死で勉強してやっとなれた法律家、
東京で大成功!夢のヒルズで優雅にリッツパーティー!とか思うんじゃない?
私もそうしたいって思っちゃうだろうし。
コトー先生みたいな地方で頑張るのが僕の幸せ…みたいな人は
そもそも法律家にはならないと思う。
地方だろうが都会だろうが、
悩んでる人は同じなのにね。




「司法試験」合格率大幅アップ!食っていけない弁護士たち
(12月7日 J-CASTニュース)


裁判員裁判制度導入などで改革が進んでいる司法界。しかし、問題点も同時に浮上している。今朝(2010年12月6日)の「とく撮」コーナーではこの問題点を追求した。

かつては、司法試験の合格率は1~3%程度という狭き門だったが、昨今導入された『新司法試験』で合格率は30%近くになった。これは多くの 人に司法への門戸を開くべく、小泉政権時代に行われた司法制度改革の結果の一つだが、いま弁護士業界に大きな波紋が広がり始めている。

「とく撮」は司法試験合格後の実地研修期間である「司法修習」前の合格者たちを取材。1000万円を越える多額の借金に苦しむ合格者や、新人弁護士の急増によって激化している就職活動の実態などを紹介した。


キャスターの中野美奈子は「いま弁護士の卵たちに何が起きているのでしょうか。司法制度改革の問題点が見えてきました」と語った。

2010年4月1日時点の日本の弁護士数(弁護士会登録数合計、特別会員、準会員を含まない)は2万8828名(うち女性4,671名)で、 東京(東京弁護士会、第一東京弁護士会、第二東京弁護士会)に登録している弁護士数が1万3823名、大阪弁護士会に登録している弁護士数が3584名 で、両者を併せると全国の弁護士数の60%を超える。弁護士も大都市に事務所を構えないと仕事がなく、食っていけないのだ。

メインキャスターの小倉智昭「この弁護士の偏在を司法界がどう解決するのか。それこそが本当の司法制度改革ではないでしょうか」

弁護士の偏在は住むところによって、住民の有利不利を生み出しかねない。

2010年12月3日金曜日

高齢者のよろず事お任せを 司法書士らが広島に会社設立

身元保証、遺品の整理を他人にやってもらうって
ちょっと悲しいですよね。
しかもそれを自分が申し込まないといけないなんて。
だけど確かに、ペットの扱いとかってどうしたらいいか分からない。
っていうか残せて死ねないわ!
こういう会社が設立できるってことは、
1人こっそり亡くなった方が多いってことになるんですよね。。寂しいなぁ。





高齢者のよろず事お任せを 司法書士らが広島に会社設立
(12月2日 朝日新聞)


家族が遠くにいる、あるいは身寄りがなく何かあったとき不安――。そんなお年寄りのために、広島市の司法書士や行政書士らが、身元保証から遺品の整理、エンディングノート作りの支援まで、身の回りのよろずごとを支援する会社「みのり」(同市中区)を設立した。

 事故や困りごとが起きた際、連絡を受けるコールセンターを設けたり、その日最初に携帯電話を開け閉めした時に、離れて暮らす家族に連絡メールが送られたりする「見守りケータイサービス」を今月中旬から始める。

 また、墓参りやごみの処分、買い物、公共機関への申請などを代行したり、入院時の身元保証人も引き受けたりと、日常生活を送る上で必要な支援サービスも用意する。

 万が一に備え、どんな葬式を望むかや残されたペットの扱い、遺言書の保管場所、延命治療や相続の希望など、身辺整理に必要なことを書いておく「エンディングノート」の書き方も指導する。葬儀や納骨先、遺品整理の手配もする。

 同社役員で税理士の畑山秋良さん(54)は「広島では、親類のつながりで何とかなるという考えの人が多く、身寄りのない人への支援が薄かった。親類に代わって、制度だけでは埋めきれないサービスを満たしたい」と話す。

 「ケータイサービス」は入会・保証金計2万円、月会費3150円。エンディングノートづくりの支援は、2回の面談つきで2万5千円。生活支援は、サービスによって料金が違う。問い合わせは同社(082・222・6304)へ。(錦光山雅子)

2010年12月1日水曜日

【中大教授刺殺 求刑(1)】社会復帰後は「司法試験を受けて弁護士として働きたい」

思わず、「おぉ…まじか…」と行ってしまいました。
妄想性障害がある弁護士さんなんて…どうなんだろうか。。
いや、まず人を殺したことがある弁護士さんって良くないレベルじゃないと思うわ。
こういう未来を語るあたり、殺したことについて後悔はまるっきりしてないんだなぁ。。



【中大教授刺殺 求刑(1)】社会復帰後は「司法試験を受けて弁護士として働きたい」
(11月30日 産経新聞) (10:02~10:30)


 《中央大学理工学部教授の高窪統(はじめ)さん=当時(45)=を刺殺したとして、殺人罪に問われた卒業生で元家庭用品販売店従業員、山本竜太被告(29)の裁判員裁判第4回公判が30日午前、東京地裁で始まった。遺族による意見陳述の後、午後に検察側による論告求刑が行われる》

 《山本被告は24日の初公判で、「(間違いは)なかったです」と起訴内容を認めた。検察、弁護側に「犯行当時、山本被告は妄想性障害にかかり、心神耗弱状態だった」という点で争いはなく、争点は量刑のみに絞られている》

 《前回まで2回にわたった被告人質問で山本被告は、事件前に自分に対する嫌がらせが続いていたとし、「自分を監視する団体のトップである高窪教授を殺害すれば、これらの出来事の首謀者が分かると思った」と動機を語った》

(略) 

裁判官「誰でも腹をたてることはありますが、ほかには?」

 被告「中学のとき、クラスメートからいじめを受けたときです。中学生活でいじめを受けたとき、一番怒りを感じました」

 裁判官「あなたが一番頼りにしている人は?」

 被告「両親です」

 裁判官「お父さん、お母さんのどちら?」

 「お父さん、お母さんの両方です。どちらか一方ではありません」

 裁判官「将来、社会復帰して、したいことはありますか」

 被告「逮捕されるまで司法書士の勉強をしていましたが、司法書士の試験を受たいです。将来は司法試験を受けて弁護士として働きたいです」