2008年7月30日水曜日

司法修習生:就職未定25%…日弁連調査

就職難は一般企業のみならず、弁護士の世界でも同じようですね。

政府はこの先10年間で弁護士の数を大幅に増やしたいようです。

しかし、日弁連は弁護士の質を低下させると弁護士の増員には反対をしていると。

このままでは、弁護士になれない人が増え、若手弁護士が育たず…

ということになってしまうのでは?









司法修習生:就職未定25%…日弁連調査

(2008年7月30日 毎日新聞)





 日本弁護士連合会が年内に修習を終える司法修習生に実施したアンケートで、弁護士登録を目指しながら就職先が決まっていない修習生が25%に上り、前年同期のほぼ倍になっていることが分かった。司法試験合格者増に伴う弁護士の就職難を示す結果だ。
 アンケートは4~5月に実施し、修習生2383人のうち1041人が回答を寄せた。弁護士志望で就職先未定は計263人。内訳は、修習を9月に終える旧司法試験合格者31人(合格者の12%)、12月に終える新司法試験合格者232人(同29%)だった。前年同時期のアンケートでは就職先未定は全体の13%だった。
 日弁連は「新司法試験合格者が初めて就職した前年は、全国の弁護士事務所に採用を強く働きかけたので、今年は受け入れ幅が少ないと予想していた」と受け止める。今年からホームページで修習生ら向けに求人情報を提供するシステムの運用も始めた。
 司法試験合格者数を巡っては、政府が10年に年間3000人に増やす方針を示し、法曹人口は現在の約2万9000人から、18年には5万人に達すると見込まれている。しかし、日弁連は今月18日、増員のペースダウンを求める緊急提言を採択した。日弁連は「急増する志望者を吸収する法律事務所の増加には時間の猶予が必要。このままでは実務を通じた弁護士育成が難しく、質の低下が懸念される」と主張している。【北村和巳】

2008年7月24日木曜日

ブログに取り調べの感想、修習生を厳重注意 長崎

ひどい話ですねぇ。
司法修習生としてこんなことをしたらどうなるかという、想像力が足りないのではないでしょうか?
人を見下したような書き込み。
ひどすぎます。
処分は厳重注意だけのようですが…。




ブログに取り調べの感想、修習生を厳重注意 長崎
(2008年7月24日 朝日新聞)


 長崎市で実務修習をしている20代の司法修習生が、刑務所見学や取り調べの感想など をブログに書き込んでいた問題で、長崎県弁護士会は24日、この修習生を厳重に注意し たと発表した。弁護士会は、書き込みそのものは修習生の規則に定めた守秘義務違反に当 たらないとしたものの、国民の信頼と修習生の品位を損なったとしている。
 問題を調査した長崎地裁によると、修習生はブログで「工場で作業している受刑者たち は、なんだかロボットのよう」「はじめて取り調べやりました。相手はばあちゃん。(中 略)おばあちゃん泣きまくり」など、修習の内容を書き込んでいた。
 地裁によると、この修習生は「自分の言動が多くの人に不快な思いをさせた」と反省し ているという。

最近気になるブラックリストの情報ページを見つけました。 アディーレ法律事務所のHP がお勧めです。