2013年5月30日木曜日

「警察の発砲は適法」死亡男性遺族の上告棄却

この事件覚えていますが、警察が撃たなければ警察が死んでたかも知れないケースでした。
さすがにそれを違法だとすると警察は何もできなくなってしまいます。
もし、撃ってなければ他に犠牲者がでていたかもしれません。
裁判の結果は、妥当だと思います。


読売新聞 5月29日

 奈良県大和郡山市で2003年、車上荒らしをして車で逃走中に警察官の発砲で死亡した男性(当時28歳)の母親が、県と警察官4人に損害賠償を求めた訴訟で、最高裁第1小法廷(桜井龍子裁判長)は27日の決定で原告の上告を棄却した。

 発砲は適法として請求を棄却した1、2審判決が確定した。

 原告側は「警察車両が逃走車を制止するのは時間の問題で、発砲の必要はなかった」と主張したが、1審・奈良地裁は「周囲の車両に強く衝突して逃げようとしており、発砲しなければ阻止できなかった」と認定。2審・大阪高裁も支持した。発砲を巡っては、警察官2人が付審判決定で殺人罪などに問われたが、1、2審で無罪となり、検察官役の指定弁護士が上告している。

2013年5月22日水曜日

9224人が受験=司法予備試験

去年の合格率は予備試験合格者の方が、法科大学卒業生より高かったみたいですね。
高い学費と時間をかけて、卒業しても合格率が低ければなんの意味もありません。
法科大学院は、これからなにかしらの改善策を模索しないと誰も通わなくなってしまうと思います。

時事通信 5月20日

 19日から始まった、法科大学院に通わなくても司法試験の受験資格を得ることができる司法試験予備試験の受験者数(速報値)は9224人だった。法務省が20日発表した。
 予備試験は経済的事情で法科大学院に通うことができない人などに向けて、2011年から始まった制度。受験資格の制限はなく、受験者数は年々増加。出願者数も同様で今年は1万1255人と初めて1万人を超えた。

2013年5月15日水曜日

ペニオク詐欺で主犯に3年求刑 共犯3人には有罪判決 京都

ペニオクの詐欺では、いろんな芸能人も影響うけてますね。
ほしのあきや小森じゅん、熊田ようこもメディアで見なくなりました。

実刑くらうかわかりませんが被害額って。3万ちょっとの事件なんですね。
もっと、でかい額だと思っていました。

産経新聞 5月15日

 「ペニーオークション」と呼ばれるネットオークションで手数料をだまし取ったなどとして、詐欺と不正指令電磁的記録保管・同供用の罪に問われた大阪市福島区の元会社役員、鈴木隆介被告(30)に対する論告求刑公判が14日、京都地裁(宮端謙一裁判官)で開かれた。検察側は懲役3年を求刑し、結審した。判決は24日に言い渡される。

 論告で検察側は「売り上げを伸ばそうという安易かつ身勝手な動機による巧妙で極めて悪質な犯行」と指摘。

 一方、弁護側は「被害弁償を進めている」などとし、執行猶予付きの判決を求めた。

 起訴状によると、鈴木被告は共犯の被告3人と、昨年1~7月の間、運営するペニーオークションのサイトで、商品を落札できない仕組みにもかかわらず、「最大99%オフ」などと記載して顧客4人に6回にわたって入札に必要な仮想通貨を購入させ、計3万3750円をだまし取ったとされる。

 また、昨年6~8月には、電話帳データを抜き取るウイルスを男女3人のスマートフォンに感染させた。

 一方、鈴木隆介被告と共謀し、ペニオクで手数料をだまし取ったなどとして、詐欺罪に問われた大阪市中央区の元会社員、秋山正雄被告(43)ら3被告の判決公判が14日、京都地裁で開かれ、宮端謙一裁判官は執行猶予3年、懲役1年6月(求刑1年6月)を言い渡した。

 判決理由で宮端裁判官は「あたかも公正な運営がされているかのように装った巧妙、悪質な手口によるもの」と指摘した一方、「被害額は高額とはいえず、すべて被害回復がされている」とした。

2013年5月9日木曜日

「食べログ」情報削除求め提訴=飲食店「投稿で損害」―札幌地裁

そういう危険性もあるのですね。サクラやイヤガラセもあるのなら、食べログにまったく責任がないとは言い切れないと思います。しかし、なぜ、かたくなに削除を拒んだのでしょうか?
でも、本当にサービスや味がいいのなら、お客さんは逃げたりしないとも思うのです。


時事通信 5月8日

 飲食店利用者の感想や評価を掲載するサイト「食べログ」に事実に反する内容を投稿され、来店客が激減する損害が出たとして、札幌市の飲食店経営の男性が8日、運営するカカクコム(東京)を相手取り、店舗情報の削除と損害賠償200万円を求める訴えを札幌地裁に起こした。
 訴状によると、男性は札幌市近郊で飲食店を経営。昨年2月ごろ、食べログに自ら店舗情報を掲載したところ、店舗や料理の評価などを書き込める「レビュアー会員」によって今年3月までに計2回、事実に反する否定的な内容を投稿、掲載された。カカクコムに店舗情報の削除を求めたが、拒絶されたとしている。

2013年5月2日木曜日

司法予備試験、今年の出願は最多1万1255人

これからはどんどん、予備試験を受ける人が増えるでしょうね。
弁護士になるのが簡素的になると、弁護士の質も落ちていかないか不安になります。
これから、法科大学院の存在意義はどうなっていくのでしょう。


読売新聞 5月2日

合格すれば法科大学院を経ずに司法試験の受験資格を得られる「予備試験」の今年の出願者数が1万人を超え、過去最多の1万1255人に達したことが法務省のまとめでわかった。

 2011年に同試験が導入されてから2年連続の増加。一方、正規ルートにあたる法科大学院の今年度の入学者数は定員4261人に対し3000人程度と、過去最低を更新する見通しで、法科大学院離れがまた進んだ。

 同省人事課によると、予備試験の出願者数は11年が8971人、昨年は9118人。11年の予備試験組が受けた翌12年の司法試験合格率(68%)は法科大学院修了生(25%)を大幅に上回り、合格者58人中26人が現役大学生だったことから、優秀な学生が法科大学院に通う時間や費用を節約する「近道」として利用しているとの指摘がある。

 12年の予備試験合格者219人(うち現役大学生69人)は今年以降の司法試験に挑む。