2010年10月20日水曜日

修習生「給費制」困難に 自民部会が結論持ち越し

結論持ち越しって、
11月1日には施行なんじゃないの??
何で今さらになってドタバタしてるんですかねぇ…。
4年間、じっくり案を考える時間はあったんだから
今さら「賛成!」「反対!」だの言ってるなんて、ちょっと呆れる。
奨学金みたいに経済的に余裕がなくて、なおかつ意欲がある人を
選ぶんじゃだめなんですかね。




修習生「給費制」困難に 自民部会が結論持ち越し
(10月20日 共同通信)


司法修習生に国が給与を支払う「給費制」の維持は20日、返済義務がある「貸与制」に切り替わる11月1日の改正裁判所法の施行日前に見直すめどが立たず、難しい情勢になった。

 この日、開かれた自民党の法務部会(平沢勝栄会長)は、結論は持ち越し。民主党は9月の法務部門会議で給費制維持の方針を確認したが、党内合意には至っておらず、改正案成立に必要な全会一致で委員会審議を省略できる本会議への委員長提案ができない見通しとなったため。

 自民党部会では「裕福な修習生にまで給与を支給する必要があるのか」「公益的な仕事に就く弁護士には、返済免除の仕組みで対応すべきだ」と、給費制維持には反対意見が強かった。

 給費制廃止は、司法制度改革の一環として2001年6月に提言され、04年12月の参院本会議で、民主、自民、 公明などの賛成多数で改正裁判所法を可決。しかし、日弁連などが反対したため、実施は当初予定よりも4年間延長し、ことし11月になっていた。この中で、 4月に就任した宇都宮健児日弁連会長が「廃止されれば、貧しい人は法律家になれない」と見直しを訴えていた。


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