2011年3月15日火曜日

給費制存続求め仙台で市民集会--15日 /宮城

必要と思われるところに使われる税金ならいいのですが
まずは全国で司法修習生の給費制存続への理解を求めていった方が良い気がしますね
どちらにしても、税金で賄うとなると一般人には理解されにくいような気もするのですがね



給費制存続求め仙台で市民集会--15日 /宮城


(3月10日 毎日新聞-地方紙-)

司法修習生や法科大学院生でつくる「ビギナーズ・ネット」東北支部=小田嶋一樹支部長(22)=は15日、仙台弁護士会館(仙台市青葉区)で「司法修習生の給費制存続を求める市民集会」を開く。集会では給費制の論点を分かりやすく説明する劇を上演したり、有識者によるパネルディスカッションを行う。
国が司法修習生に給与を支給する給費制は、法曹人口の増大による財政負担を抑えるため2004年、改正裁判所法の成立で一度廃止が決定した。だが、日本弁護士連合会が「金持ちしか法曹になれない」と反発したため、1年間延期し政府や与野党で協議が続けられてきた。
同支部によると、日弁連が司法修習生約2000人を対象に行った調査(回答率75%)によると、約52%の人が奨学金などを受けたため借金があると回答し、返済額は平均318万円だった。また、修習期間の1年はアルバイトが禁止されているため、さらに平均300万円の借金を背負う計算になるという。東北大法科大学院生の小田嶋支部長は「東北地方は司法過疎地域だが、東北の家庭は平均的にみて所得が高くないため、給費制がなくなれば、司法の仕事をあきらめる人が増える」と話している。

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