2010年8月12日木曜日

司法修習生、給費制の存続訴え 和歌山弁護士会が市民集会

修習生の給与制維持を訴える活動、各地で行われていたり、新聞などで特集として取り上げられる割には、いまだに変化なしという感じですね…。
もう、あと3カ月を切っているというのに。
6日には山梨弁護士会が給費制の存続を求める集会をおこなっています。




司法修習生、給費制の存続訴え 和歌山弁護士会が市民集会
(2010.8.11 MSN産経ニュース)



 司法修習生が修習中に国が生活資金などを貸与する制度の11月開始が決まるなか、現行の給与支給制度の存続を求める市民集会「司法修習生に対する給費制存続を!」(和歌山弁護士会主催)が和歌山ビッグ愛(和歌山市手平)で開かれ、学生や市民ら約140人が参加した。
 司法修習期間はこれまで毎月約20万円と年2回の賞与が支給されてきたが、裁判所法改正に伴い11月1日から貸与制に切り替わるため、全国の弁護士会が市民集会などで給費制存続を訴えている。
 この日の討論で、法律家をめざす多くの学生が奨学金に頼らざるを得ない現状が報告されると、和歌山弁護士会の冨山信彦会長は「貸与制になれば、さらに経済的に苦しむ修習生が増える。法律家の志願者減に拍車をかけることにもなる」と指摘。大阪弁護士会の高橋司副会長も「法律家は人々の“権利の守り手”。国全体で育てるべきということを多くの人に訴えたい」などと訴えた。