2010年7月22日木曜日

司法修習生:就職難 弁護士希望者の「未定」4割超

今年も相変わらず、司法修習生の就職難はひどいことになってますねぇ…。
修習生の4割以上が、弁護士登録をしたいのに就職先が決まっていないというんですから。
別記事で、日弁連が国や企業に組織内弁護士としての採用を求めているという話もありました。
ただ実務経験がないと企業に採ってもらうのは厳しいという話を聞いたことがあります。
やはり、弁護士数が増えすぎですかね。




司法修習生:就職難 弁護士希望者の「未定」4割超
(2010年7月21日 毎日新聞)



 新司法試験に合格して司法修習を受けている弁護士希望者のうち4割以上の就職先が未定なことが日本弁護士連合会のアンケートで分かった。未定率は2年前の2倍以上で、就職難が加速している。
 アンケートは6~7月に実施、12月に修習が終わる予定の2021人のうち1235人が回答した。このうち532人(約43%)は内定していなかった。同時期の調査では、08年は約20%、09年は約30%。
 一方で、修習を8月に終える旧試験合格者についても、6月時点の就職未定率は約27%。08年は約6%、09年は約19%で、新試験組と同様に司法試験の合格者増や景気低迷などが影響しているとみられる。宇都宮健児・日弁連会長は21日の会見で「司法修習生の就職難は危機的状況。関連先に採用を要請するなど業務範囲の拡大に努めたい」と話した。【伊藤一郎】