2010年1月18日月曜日

埼玉弁護士会が就職説明会中止 求人減で参加事務所わずか

相変わらず弁護士の就職難は続いているようです。
埼玉弁護士会に所属する287の弁護士事務所のうち参加を表明したのは4事務所とは、ひど過ぎますね。
背景には弁護士数の増加があるようです。
これは今に始まったことではなくて、以前から言われていましたよね。
さらに増加するのでは、弁護士になりたくてもなれない若い人が有り余ってしまうのでは?




埼玉弁護士会が就職説明会中止 求人減で参加事務所わずか
(2010/01/14  共同通信)


 埼玉弁護士会(小出重義会長)が、16日に予定していた司法修習生対象の今年の就職説明会を、求人が少ないことを理由に中止したことが14日、同会への取材で分かった。日弁連によると、各地の弁護士会主催の就職説明会が求人減で中止されるのは珍しく、法曹人口の増加が背景にあるとみられる。
 埼玉弁護士会によると、所属する287の弁護士事務所のうち参加を表明したのは4事務所だけ。同会は「遠方から交通費をかけて来る修習生もいる。参加者の費用対効果を考え中止した方がよいと判断した」としている。
 同会は10年以上前から毎年、就職説明会を開いており、昨年は修習生約120人が参加した。
 法曹人口は、司法試験の年間合格者を3千人まで増やす政府計画が進み、昨年は計画が発表された2002年の約1・8倍に当たる約2100人が合格。日弁連の会員弁護士も、20年前の2倍を超える約2万9千人に増えた。