2013年4月5日金曜日

司法修習生:給費制復活など支援措置求める 県弁護士会声明 /富山

給費制と貸与制では、天と地との差がありますね。
司法試験の合格者が増えても質のいい、弁護士が増えないと意味がないと思うので、一概に給費制がいいとは言えませんが。
金銭問題で弁護士を目指す若者が、減るのは悲しいかな。
どちらにせよ、志の高い弁護士が生まれるのを期待します。


司法修習生:給費制復活など支援措置求める 県弁護士会声明 /富山(毎日新聞 3月30日)

 法曹人口の急増を改め、司法修習生の給費制の復活などの経済的支援措置を求める声明を県弁護士会(青島明生会長)が採択し28日、政府や県議会の各会派などに送付した。  政府が02年に司法試験の合格者数を「年間3000人程度」とした目標を受け、近年、全国的に法曹人口が急増。同会の所属弁護士数もここ10年で倍増。司法制度の見直しを議論している政府の法曹養成制度検討会議は、司法試験の合格者数を「年間3000人程度」とした政府目標の撤廃を盛り込んだ中間提言案を公表している。  また、11年から司法修習生に対して国費で給与を支給する「給費制」が廃止され「貸与制」に移行。これにより、多額の借金を背負うことを懸念して司法修習を断念するケースが出ているという。  これらの事態に対して同会は「法曹の質に重大な影響を与える」などと批判。青島会長は「市民集会を開くなどして県民の理解を深めたい」と話している。

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